最近気になる世界の国「南アフリカ」その7
マンデラは、大統領就任式典の記念演説で、白人を追い出すことをせず、黒人も白人もカラードも少数民族も互いに違いを認めながら、対等に力を合わせ、違いを尊重した国家を建設する「レインボーネーション(虹の国家)」の建設を高らかに宣言しました。
さらに九六年、死刑の廃止や女性や同性愛者へのあらゆる差別を禁止した最もリベラルな憲法を制定しました。
その後、南アフリカは、黒人内での対立、貧富の差(白人の多くはプール付きの家が普通だが、非白人の多くは電気も水道もない小さな家に住む)などさまざまな課題をかかえながら「違いを尊重した統合」をいかに実現するか、壮大な人類の実験場としての歩みを進めています。